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動画ひとり語りvol.2「男の手づくりストーブ」篇

この動画の概要
動画コンテンツ「遠藤ケイ ひとり語り」。
第二回のテーマは「火おこし篇」にも登場した「手づくりストーブ」。
山暮らしを三十数年続けている遠藤ケイ、暖をとるための道具も手作りしている。
様々な匠のもとで見聞し、自らが経験し、身につけた技術を駆使することで、今では理想に近いオリジナル薪ストーブを、その「手」から生み出している。
そのストーブの特徴や、電気やガスを使用しなくても部屋全体が暖かくなる秘密について語ります。
手作りストーブの紹介
30年以上、山での生活をしている遠藤ケイですが、ストーブに関しては最初から全て手作りの物を使用しているとのこと。
最初のストーブはドラム缶を使用して作りましたが、動画で登場する現在も使用しているストーブは、自身の技術も身についた後に制作した自信作のストーブ。
エコで暖かい手作りストーブの特徴
このストーブは、ビルを建設する際に使用している頑丈で厚い鉄骨を加工したものを利用して制作。
回転させることで空気の流れを制御できる造りになっている吸気口は、蓋の役割となる部分を大きな耳に見立てて、ゾウの顔の形になっている。
また、ストーブの上には「エコファン」と呼ばれる小さな扇風機のような道具が設置されている。
通常、ストーブをそのまま使用した場合、ストーブから発生した熱(熱気)は上に昇って溜まってしまうため、顔が暑く、足が寒いと言う状況になってしまう。しかし、このエコファンがあると、ストーブの熱気を受けたファンが自動でくるくると回転し、熱気を部屋全体に拡散してくれると言う優れ物である。このエコファンを使用すると部屋の温度が20%程アップするとのこと。
遠藤ケイ自身も非常に気に入っており現在も愛用しているこのストーブとエコファン。
電気やガスを一切使用していないが、工夫をする事で十分部屋を暖かくできるのである。